ADHDの人とどのように接すればいいの?
よく「ADHD」という言葉を耳にすることがあっても、どういう意味なのか分からない人も多いのではないでしょうか?
ADHDとは、「注意欠如・多動性障害」の略で、
「不注意」「多動性」「衝動性」
の3つの症状に分けることが出来ます。
また、ADHDは、自閉症スペクトラム障害(ASD)、学習障害(LD)と3大発達障害の一つに当たります。
不注意は、「集中力が足りない」「忘れ物や物を失くすことが多い」などの症状が見られます。
多動性は、「落ち着きがない」「じっとしていることが苦手」などの症状が見られます。
衝動性は、「思いついた行動を唐突に行う」「順番待ちが出来ない」などの症状が見られます。
このように、ADHDの人のご両親だったり、家族、友達や周りの人はどのように接すればいいか悩んだり、分からないという人もいらっしゃると思います。
ADHDの人は、その特徴から、怒られる機会が多かったり、忘れ物などの失敗を繰り返すことで、自分に自信が持てず、生活をしていく上でいろいろと支障を出てしまうことがあります。
そのため、ADHDの人と接する際には、
① 出来ないことよりも出来る事に着目する
② 長所に目を向ける
③ 失敗しないための声掛けをする
などが重要になってきます。
特に、ADHDの人と接する際には、出来ないことの方にどうしても目が行きがちですが、出来ないところばかり指摘されると自信を失ってしまいます。
だから、出来る事に着目することで、自己肯定感が高まり、自分に自信が持てるようになりやすいです。
もし、ADHDの人とどのように接したら悩んだり、分からない人がいましたら、心の悩み相談室 和むにご連絡ください。