理想的な考え方は、減点方式より加点方式?
人は相手に対して、自分の理想通りに行動しないとイライラしたり、ストレスを感じてしまうものです。
例えば、旦那さんに家事の手伝いをお願いすると快く引き受けてくれるけど、雑だったり、遅かったり、中にはもう一度やり直さなければいけなかったりと、余計にやることが増えてイライラした経験がある人もいらっしゃると思います。
なぜ、イライラするかというと、自分の理想通りの行動を旦那さんが取ってくれなかったからです。
相手に対して自分の理想を求めてしまうと、理想の行動と違った場合、どんどん相手の評価を減点してしまい、減点が多ければ多いほど、それがイライラだったり、ストレスになって自分に返ってきます。
このように、相手の悪い面や理想と違う行動を取るたびに、減点やマイナスしてしまう考え方を「減点方式」と言います。
逆に、相手に理想を求めるのではなく、フラットな状態から相手の良い面や意外な一面があるたびに、加点やプラスにしてしまう考え方を「加点方式」と言います。
「加点方式」だと、相手に対して常に加点やプラスされていくだけなので、イライラしたり、ストレスを感じることはありません。
ただ、「減点方式」な考え方から、すぐに「加点方式」の考え方をしようとしても、思考の癖というのはなかなか変えることは出来ません。
その場合は、1日1つでいいので、相手の良いところを見つけるところから始めてみましょう。
もし、この記事を読んで、「自分は相手に対して減点方式な考え方をしている」と思った方は、「加点方式」な考え方を試してみてはいかがでしょうか?