夏の暑さとストレスの関係性について!
まだまだ、毎日30℃を超える暑さが続いて、食欲がなかったり、身体がだるいなど、夏バテしている人もいるかもしれません。
実は、夏の暑さがストレスの要因となり、自律神経のバランスを崩したり、心の不調を引き起こす原因になったりします。
例えば、外が暑いければ、家の中や室内でクーラー付けると思いますが、こういう暑いと涼しいを1日に何度も繰り返すと体温調整も何度も繰り返すことになるので、自律神経が上手く働かなくなりやすいです。
また、暑さのせいで食欲が低下すると体力が落ちて、疲労も溜まりますくなる上、夜も暑くて快適な睡眠が得られない場合、疲労が回復出来ない要因になり、結果的に何だかやる気が起きなかったり、イライラしやすくなった、特に理由はないけど落ち込みやすくなったなど、身体だけなく心にも影響を及ぼすことになります。
このように、夏の暑さとストレスというのは深い関係性があるのです。
暑さに負けず、ストレスを溜めないためにも、まずはしっかり食べること心掛けましょう。
しっかり栄養を取ることで、夏バテしない身体を作ることが大切です。
特にビタミンB群は、脳の働きを促し、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせる効果があります(食材例:豚肉、うなぎ、いわし、レバー、玄米、ほうれん草など)。
またビタミンCは、ストレスに対抗するためのホルモンを作る材料になります(食材例:レモン、キウイ、かぼちゃ、チンゲン菜など)。
それから、心のバランスを整える作用のある神経伝達物質セロトニンを作る食材として、肉類、魚介類、豆腐、納豆、チーズなども多く食べることをお勧めします。
食べること以外の暑さ/ストレス対策として、
(1)冷房を上手に使う
(2)十分な睡眠時間を確保する
(3)水分をこまめに補給する
(4)適度な運動を行う
などが効果的です。
もし、心が夏バテしている状態が続くと、うつ病などの病気を発症する可能性があります。
夏バテ症状とうつ病の初期症状は似ているため、「夏バテだと思っていたら、実はうつ病だった」というケースもあります。
夏バテ予防や暑さ対策を行ってきたにも関わらず、その症状が2週間経っても軽減しない場合は、心療内科や精神科、もしくは、心の悩み相談室 和むにご相談ください。