周りの目が気になる場合の対処法とは?
以前はそんなに周りの目は気にならなかったけど、最近周りの目が気になり過ぎて困っているという方はいませんか?
特に、自分の思い通りにいかなかったり、誰かと比較した時に
「自分は劣っている」
「自分はダメな人間だ」
など自己肯定感が低くなったりして、自分に自信が持てなくなった時に周りの目が気になり過ぎてしまうものです。
なぜ、自分に自信がなくなると周りの目が気になるのか?
それは自信がなくなるとより正しい答えや適切な答えを過度に求めてしまい、
「間違ってはいけない」
「正しくなければいけない」
などと、強く思い込むようになり、周りの反応を確認することで、自分が正しいかどうか確認するようになるからです。
そして、より「完璧主義」を求めてしまい、やがて
「失敗してはいけない」
「失敗したらどうしよう」
などネガティブ感情に支配されていきます。
そうすると、小さな出来事でも過剰にストレスを感じてしまい、ひどくなるとうつ病などの精神疾患になってしまうこともあります。
そこで、1つ周りの目が気になる時の対処方法をお教えします。
周りの目が気になる時は、「意識が自分」に向いてしまうので、「意識を外」に向けてみましょう。
そのために、相手の事をより観察することを心掛けることが大切です。
相手のことを観察することを「キャリブレーション」と言いますが、このキャリブレーションは、カウンセリングでも取り入れられているスキルで、上級者になると目の動きだったり、唇の様子、筋肉の動きなどを見て、相手がどのように思っているかなど分かったりもします。
まずは、
「この人はどういう人だろうか」
「この人はどんなことに興味があって、何が好きなんだろうか」
など、考えながら相手の服装や髪型、振る舞い、話し方、話している内容等を観察してみることをお勧めします。
相手を観察することで、相手に意識を向けることが出来るのでとても有効です。
周りの目が気になる時は、是非試して頂ければと思います。