アスペルガー症候群の人とどのように接すればいいの?
皆さんは、アスペルガー症候群についてどれくらい知っているでしょうか?
アスペルガー症候群とは、3大発達障害の一つである「自閉症スペクトラム障害」の一種で、自閉症のように知的障害や言葉の発達に遅れなどはありませんが、社会的コミュニケーションの障害・趣味や活動の偏りなどの症状が特徴です。
また、アスペルガー症候群は一見すると、「ちょっと変わった人」程度に認識されることもあります。
ただ、アスペルガー症候群も自閉症と同じように脳の障害のため、完治することはありません。
そのため、周囲の人たちのサポートや協力が必要になります。
よくカウンセリングで、
「アスペルガー症候群の人とどのように接すればいいですか?」
というように、コミュニケーション能力に問題ある方とどのように接すればいいか分からないから教えてほしいというご相談者さんがたくさんいらっしゃいます。
アスペルガー症候群の人と接する上で、最も大切なことは、その症状の特徴を理解してあげることです。
特に、得なことや苦手なことを理解してあげるだけでもお互いにストレスを減らすことが出来るでしょう。
そして、アスペルガー症候群の人は、常識などの「何となくみんなが従っていること」がよく理解出来なかったりするため、細かくルール化してあげると混乱せずに済むのでお勧めです。
それから、アスペルガー症候群の人に対して感情的になってはいけません。
改善してほしいことなどがあれば感情的にならず、具体的に伝えてあげて、次からはこうしてほしいなど細かく伝えてあげるようにするといいと思います。
その他にも、まだまだ紹介しきれていないこともありますので、もし、ご家族や周りの人でアスペルガー症候群の人がいて接し方で困っていることがありましたら、是非ご相談ください。